2013年12月06日

いじめ側の気持ち

あたしの"言い分"に、引く人もいるだろうな。
いじめ。
「キモチワルイ」

言ったら、イケナイ 言葉だ。
たぶん。
口に出したら、いけない 言葉だ。

「気持ち悪〜い」

いじめる側が、いじめられる子に向かって言う。

「気持ち悪い。」

あたしは、いじめっ子が、なんでそう"言う"のか、わかる。
なぜかというと、あたしが、いじめっこ だったからだ。
正真正銘、いじめる側だったからだ。
モラルハラスメントを、する側だったからだ。

(ぜんぶ、出してくよ〜。カミングアウトしてくよ〜。)

これは保身のために言っておく。
あたしは、
いじめ の側だったけど、
学校でのいじめとかは、した事はない。
いじめられてる子に面と向かって「気持ち悪い」とは、口に出しては言ったことはない。
ただ、いじめられやすい傾向のある子に対しては、心の中では、思ってる。
常に、思ってる。

「気持ち悪い」ってね、
その子の、容姿のことじゃないんだよ。
その子の、反応のこと。
心の、反応のこと。

こちらが、強い意見を言ったら、
それに、反対なり賛成なり、ハッキリ態度で示せばいい。
そんなの、誰にだって、選択権はあるし、
イヤだったら、イヤって、言えばいいんだ。

だけど、いじめられる子の反応は・・・

「え・・・べつに、、いいよ。」あははと力なく笑ったり。
「い、いいよ。」と言ったあと、見えないように息をはー…と吐いてみたり。
常にこちらを見る目線が、ドキドキびくびくしている。

心と、態度が、ぜんぜん、合っていない。
まるで、こちらが「悪い」みたいに。
「いい」とか言っておきながら、こちらが、悪い みたいに。

だから、「気持ち悪い」って、思う。
なにをたくらんでいるの?
弱いふりをして。
イヤならイヤってハッキリ言えばいい。
自分の弱さを、こっちのせいにしないでほしい。

だから、いじめられるんだ。
(↑これが、モラハラを正当化する、モラハラーの心理だ。)

いじめの場って、あたしが感じる「気持ち悪い」の他に、
確かに、容姿を気持ち悪く思うのも、そりゃ、あるにはあるんだろうけど、
いじめる側が感じている気持ち悪さは、たぶん、あたしが感じる方の、気持ち悪さだ。
「こっちが悪いように仕向けるな。」っていう、気持ち悪さだ。
文字どおり、「こちら」の「気持ち」が、「悪い」。
「あなたの外見のどこか」が「気持ち悪い」=「不気味な姿」なのでは、ない。

「あの子って、ほんとムカつく」
「あの子をみてると、イライラする」
「あいつキモいんだよな」

いじめる側が、いじめられっこに感じる感情は、本当の本当は「怒り」なのではない。
「ムカつく」なのではない。
表面上は「怒り」の形をしているけれど、その下に隠れた感情がある。
いじめられる子は、当然いつも怖いだろうけど、
いじめる側も、実は、根底に「おそれ」があるのだ。

いじめられる子が放つ「卑下」のオーラは、
本人も気付かないうちに、実は、こういうメッセージを送っている。

「あなたのことなんて信じませんから」

そして、いじめる側は、自分に対して、うすぼんやりと劣等感を持っている。
それは、突かれると痛い、隠しておきたい、自分の恥部。
バレてしまったら、こわい。
バレないように強がって隠す劣等感。そこにはぽっかり穴があいている。こんなメッセージを放ちながら。

「どうせ私は人に信じてもらえないんだ」

そのふたつの裏メッセージどおしが、ぴったりはまり合う。
表向きのメッセージは、ベクトルがまったく逆なのに。
いじめる子はいじめられる子に、見えないところで、劣等感・罪悪感を刺激される。
そして表向きでは、その反撃として、いじめる子はいじめられる子の劣等感を攻撃する。

いじめる側。いじめられる側。
どちらの主張も正しくて、
そしてどちらも間違っている。

いじめ事件の報道では、そのへんが、うまく伝わっていないのだと思う。
どちらか一方を切り捨てれば、良い、という問題ではない。
いじめについては、これからも詳しく書いていきたい。
それが、モラハラーだったあたしが今できる事だ。







posted by 辰多みか at 11:17 | 気の交流 | 更新情報をチェックする
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