2013年03月15日

三温糖のウソとホント


昔、違う市に住んでいたころ、

ひんぱんに、もちなげ(上棟式)があった。

大安か友引の日の朝、窓からまわりを見渡すと、クレーンが立っているんだよ。

あ、その日が何か瞬間で見極めるために、こよみが書いてあるカレンダーを

掛けておくのが必須だったな〜。


で、もちなげだと判断したら、すぐに情報収集。

ママ友情報は早くて正確なので、みんなで情報交換する。

あっというまにもちなげの時間がわかるから、夕方スーパーの袋を持って、行ったわ〜。

ほんとうに良く行ったわ。


そこに、毎回来てる、かつらのおばあさんが居た。

(毎回来てると判断してるこちらも、実は毎回来てる…)


ママ連絡網の他に、おばあさん連絡網というのもあったが、そのかつらのおばあさんは、

自転車で、遠くから来てるらしい。だからその人独自の調査網があるらしい。

(クレーンを見てるだけかもしれないけど)


そのおばあさんは、とにかくうるさかった。


もちが飛んでこないと、すかさずヤジを飛ばした。

みんな楽しんでもちを拾ってるのに、そのヤジでテンションがさがった。


そんなこんなで(息子の)スクールライフを送っていた日々、学校でバザーがあった。


そのおばあさんは、やっぱり、来ていた。

「タダ」や「安価」がおばあさんを呼びよせるのかな?

どこから情報を得るのだろうか?


あたしのバザーのいつもの狙い目は、「お茶」と「白砂糖」だった。

ドアが開くと同時に「白砂糖(上白糖)」めざして飛んでいくあたし。


すると、おばあさんも砂糖めざして飛んでいく。

でも、白い砂糖は手に取らない。

おばあさんの目当ては、茶色い「三温糖」


そして、白い砂糖に手を伸ばすあたしたちに聞こえるように、大きな声でひとりごと?を言うのだ。

「白い砂糖は血を汚すよ〜。茶色いのがいいんだよ〜茶色だよ〜」

そう言って、ひとり、三温糖を握りしめるのだ。

(でも誰もおばあさんの話を聞かない)


でも、あたしは、知ってるのだ。

おばあさんが手にしている「三温糖」は、まがいものだという事を。

その茶色い砂糖も、血を汚すといってる砂糖と、なんら変わらないという事を。




それは、その数年前に、自治会の婦人部の展示で知った事。

昔ながらの「三温糖」は、ミネラルを完全に精製してしまわないで残っているが

(だから茶色い)、今、スーパーの砂糖売り場で白砂糖と並んで売っている「三温糖」は、

白砂糖に、カラメル(白砂糖を焦がしたもの)で、色を付けているだけなのだ。

廃棄処分される糖分(茶色い)も入っているのだ。


むしろ焦げた砂糖や廃棄糖が入ってる分、白砂糖より危ない(?)って事。


あたしはその事実を知った時、背筋がゾ〜っとした。

あの時婦人会の展示に出会わなければ…と、その偶然に今でも感謝してる。


かつらのおばあさんは、昔ながらの知識でもって生活しているんだろうけど、

とりまく環境が変わってしまった。

それも、消費者に気付かれないように、そうっと…。


そう思うと、あたしたちもおばあさんも、被害者(おおげさ?)だよね。

おばあさんのうるささは、別として…。



やっぱり、そういった決めごとは、本当に、ちゃんとしてほしいよ、政府。

あたしたちが気がつかなければ良いって事じゃ、ないでしょうよ!!



posted by 辰多みか at 00:01 | 地球・自然・環境 | 更新情報をチェックする
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