2013年03月15日

100%果汁ジュースのからくりとクエン酸純度99.5%以上の意味


100%ジュースって、場合によったら、しぼったそのままという

意味の100%ではないんだよ。

昔からある、濃縮還元て書いてある100%ジュースは、

しぼった果汁の水分を抜いて、体積を減らした、濃縮果汁を、

また水で薄めて「もともとの100%の濃度」に戻したもの。

これって、とっても誤解を招く表現だよね〜。

水だけじゃなくて、砂糖や香料も入れるんだよ。

100%の定義って、一体なんなんだ!?


まあ、濃縮還元て書いてあるから、みんなうすうすわかってる事だとは思うんだけど。

100%ジュース(ストレート)と書いてあるのは、濃縮還元じゃなくて

ホントのストレートみたいだけど。

こういう所、規約を決める所は、しっかりしてほしいなぁ。あ、決める所って、JASか。



で、最近、酒石酸を買ったんだけど、

99.5%以上含有 って書いてあるの。100%じゃないの。


クエン酸も、同じ事が書いてあるんだよ。たぶん他の薬品とかも同じだと思う。


この場合の99.5%とは、先の100%ジュースの(いんちきくさい)定義とは全く違って、

「およそ3σ(さんしぐま)」の事なんじゃないかと、あたしは思うの。



いくら製造段階で、不純物を取り除いたとしても、やっぱり、どうしても、なにか残る。

それは、神様にしかわからない、偶然に起こった外れ点で、

1000のうち、3 は、ダメなものが存在するんだよ。

この場合、99.5%だったら、1000のうち 5 だね。


ていうか、検査のフルイの目を3σに設定するのは人間だから、

製造会社が、1000のうち5は大目に見ましょうや〜、と言ってるという事だね。

いくら100%までがんばってみても、どうしてもはずれた点が出るんだよ〜、確率・統計の不思議だよ。

そこまでがんばってるので、これでOKにしてください、と言ってるのが、

99.5%以上含有 という表示だと思うの。


ジュースの100%とは、あきらかに違うの。

というか、ジュースの表示は、あれじゃダメだと思うな〜


posted by 辰多みか at 00:00 | 統計学・確率・虚数・数の風景 | 更新情報をチェックする
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