2013年04月21日

蜂が気になる人と気にならない人


まだ結婚する前、

学生時代の友達と、よく旅行に行っていた。

4人グループで。

ある時、ラベンダー畑を見に行こう、ということになった。

北海道は遠いから、近場で、長野県。


ラベンダーは、それはそれはきれいだったよ。

いくらかお金を出すと、花の摘み放題ができたから、みんなでやってみた。



すがすがしい青空に、すがすがしい香りの紫のラベンダー。

花には、ミツバチがたくさん来ていて、メルヘンの世界。


花摘みには、蜂が邪魔だったけど、

最初、蜂を見て、うわっと言ってた(あたしを含め)仲間たちも、

しばらく見てるうちに、蜂がなんにもしないのを確認してからは、

何も気にせずに、花を摘みだした。

逆に、蜂を手で払ったりするほうが危なそうなので、

蜂さんちょっとごめんね〜、とか、どくまで待ってるね〜みたいな感じで、

みんなで花摘みをしていた。

けれども。


ひとりだけ、どうしても、蜂がダメな子がいた。

みんなが「だいじょうぶだよ〜」と言って、どんどん花を摘んでいっても、

その子は、動けないのだ。


花の間の通路で、「こわい〜こわい〜」と言ったまま、足がすくんでしまってるのだ。

飛んでくる蜂にも、過剰に反応して、右へ左へよけまくり。

そのうち、冷や汗で顔がテカテカしだした。

血の気がひいて、テカった青い顔。

さすがにそれを見て、みんなやばいと思いだして、

花摘みをやめて、「降りよう」と言って、花の山を降りた。


途中で、ソフトクリームの屋台があって。

「食べようか?」とみんな色めきたったけど、その子は、

「怖すぎて、胃が痛い…」と言うので、食べなかった。


こわがりすぎだよ〜、と思う3人と、とても耐えられない1人。

この違いはなんなのだろう。

その子には、運悪く(だと思うけど)怖い思いをさせちゃったけど、

どちらの思いにも、正解は無い。


人の心というのは、

そういうことだと思うんだ。

この場合は、目に見えた事だけど、

だいたいの事は、目に見えない。


だから、自分で、自分の心の、形がはっきり見えてくるまで、

よ〜く見る(観察)する事は、とても大事だと思うよ。



posted by 辰多みか at 23:00 | 日本ミツバチから学んだこと | 更新情報をチェックする
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