2013年05月30日

ハチミツ林檎の思い出


あたしは山梨県生まれで、隣は長野県で、

だけどね、山梨県民って、長野県に対して、特に

関心があるようには思えなかったな。


間に高い山があるからなのかな。


長野県っていうと、あのアルプスの向こうに住む人たち〜って感じかな。

同様に、隣の、静岡県と神奈川県にも関心が無かったみたいだな。

だけど、唯一、隣が東京都だって事には、そうとうこだわってたみたいだよ。

電車一本、一時間半で新宿、って、もう、山梨は首都圏の一部と、

あたしたちは思ってたからね。


うどんのつゆとかお雑煮とか、ことごとく関東風だったしね。



そんなあたしは、大人になってから、はじめて長野県を訪れた。

まずね、言葉が、山梨とほぼ同じだ。

これはちょっと衝撃的だった。だって、山で隔たれてて、交流がないと(勝手に)

思ってたし。

あたしが思い込みで見てただけで、県境の人たちは、交流してたんだね。


長野県の人たちは、長野県で十分満足してる〜って感じがした。

なんだろ。

あたしの感じた感覚。

隣が東京だからさぁ〜、という山梨県とは、違った感覚。


そして、気候が、まったく違うというのには驚いた。

だって、山梨と長野は、横に隣どおしですよ?

なのに、気候が全然違う。


山梨は、モモとブドウばかりだったのに、

長野は、リンゴとアンズばかりだ。(いや、ほかにもあるかもしれないけど

あたしの第一印象で)


長野は雪が多い!

山梨県は、雪が降るように見えるかもしれないけど、

一年に、4回くらいしか積もらないよ。


だけど、いいところだよな〜、と思って、

スキーも好きだったから、毎年、夏も冬も、長野に行った。

特に冬は毎週長野県。


ある時、宿じゃなくて、知り合いの親戚の家に泊まらせてもらった事があった。

みんなあたたかい人たちで、大勢の客を嫌な顔せず泊まらせてくれた。

その時、だしてもらったのが、ハチミツ林檎なの。


皮をむいて八つ切りにしたリンゴに、ハチミツがかけてあるの。

ものすごくおいしかった。

長野県の人たちは、ふだんから、ふんだんに林檎を食べているであろう、

そして、一番おいしい林檎を知っているであろう、

そんな人たちが食べているのが、ハチミツ林檎なんだ〜と、

ほんのり甘いリンゴを食べながら、なぜか「煮桃」を思い出していた。


「蜜入り林檎」じゃないよ。

ハチミツかけ林檎だよ。


自分で作ってみても、あのおいしさが再現できないの。

やっぱり"場"というのもあるのかな。



posted by 辰多みか at 23:01 | 日記 | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。