2013年10月20日

出してなんぼ

ほんの少しだけど、芸能の世界、いわゆる芸能界を、ちょっと垣間見た事がある。
あたし自身は、もちろん芸能界関係では無いし、
芸能ぽい事といえば、すこし演劇をやってた事があり、
今もたまに、物陰に隠れつつ人前に出る という(なんじゃそら 笑)
事をやらせてもらってるくらいで(ゆるキャラの中の人ではないですよ)、
芸能界に潜入した事は無い。

ちょっと接触するだけ、それだから感じる、感触、というのが、あった。
それはね、タイトルのとおりの事。
いや、すごい誤解を受けがちな言葉で、それをセレクトするあたしに
品が無いなって事が丸わかりなんだけど、もうそれがぴったりだったんだから、しょうがない。(あたしの感覚が。笑)

そうだったのです。
あたしが芸能界(で働く事)に対して感じた事は、そうだったのです。
これはいわゆる ぬぐ という事を指して言っているのではない。
まあ、表現全般とするとその事も入ってきちゃうんだけど、
それだけではなくて、自分をどんだけ出しきるか、って事。

声を。
動作を。
感情を。
なみだも鼻水も涎も。
ふだんの生活では、ぜったい絶対やらないような醜態。叫び。物を蹴り飛ばし、ぶったたく。
狂気の限界までを、出す。
全部出してるふりして、出してないツワモノのベテランもいる。(それはそれで別次元ですごい)
あふれる愛。
見返りなしの感謝。
自分の中の光を出し切る。
愛にあふれてるふりしてあふれてないツワモノもいる。(それはそれで…笑)
そう、自分をどこまで出せるか。
フリしてる自分をどこまで出せるか。
本当の自分をどこまで出せるか。
出せなければ生き残れない。
「ヘン」こそ強力なツール。
それが芸能界だと、感じたの。

あたしは、ちょっぴり演劇をやってた時、
全部出し切る快感を味わった。
だけど趣味で演劇を続けることもせず、
「普通になりたい」、その願いの方が切実で、普通の人生を望んだ。
「ヘンなあたし」は、隠して隠して隠し通そうとした。
つつましやかに、ヘンが暴れないように人生を送ろうと思った。

そしてそれは叶ったのだけど(普通の人にはなれなかったけどね)、
「自分を出してお金がもらえる」って、すげぇ! って、今さらながら、思ったのよ。

あたしもこれから、「自分を出して人に喜んでもらえる(しかもお金がもらえる)」事を、
ホントに真剣に始めたいと思ってるの。
歌をうたいたいな。
絵を描きたいな。
あたしの中の悪いコを役柄(キャラ)として堂々と人様の前に登場させたいな。
そのために今目の前にある(と、幻なのにあたしには現実に見える)壁を、
すこしずつ低くしてる努力中なの。
もうちょっとで完了なの。
待っててね。


posted by 辰多みか at 01:01 | 自分 | 更新情報をチェックする
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