水力(ダム)・火力・原子力・風力 は、すべて、
タービンをぐるぐる回すだけで発電してるって事。
(うん、タービンて視覚的にわかりやすく書いたんだけど、
ホントの原理は…磁石が、回ればいいんだ。
そのためにタービンを回すの。)
これは、水や火や風や原子の「性質」を電気に変換してるって事ではなくて、
ただ単に、タービンを回すための動力をそれらから得てるという事。
要は、タービンが回りさえすれば、その方法は、どうでも、良い。
なるべく安ければ、それで、良い。
電力が足りるなら、人間が回したって、牛が回したって、いいんだよ。(笑)
水力は、水が落ちる力で。
風力は、風車が回る力で。
火力と原子力は、その熱でお湯を沸かして、その水蒸気で。
タービンを回しているだけ。
それだけなのだ。
(だから原材料の調達が安価でできる原子力を、バカみたいに推進してたって事)
と、おとといはそのへんまで書いて、今日ふと思ったのは、
太陽光発電は、どうやってるのかなーって事。
そういえばそれ知らなかったなー、って、思ったから、調べてみた。
するとね、
太陽光発電は、タービンを回してるんじゃなくて、
太陽電池 という、電池そのものだった。
発電の仕組みは、貼り付けた2種類の半導体で、電圧の高低差を作っておいて、
そこに光を当てる(流し込む)事で、直接、直流の電気を作ってた。
(ものすごくおおざっぱに説明してみました)
おもしろ〜い。
これは、ダイオードの原理と同じなんだって。
おととい書いた、「整流器」は、ダイオードの事なんですって。
整流器を熱くする熱を、光として外に出してやるものは、
みんなが知ってる「発光ダイオード・LED」の事なんだよ。
だから、「太陽光発電」と、「発光ダイオード・LED」は、
使い道の向きが逆なだけで、同じ原理のものなんだよ〜。
LEDに光を当てれば、発電できるのだ!
そう、タービンをぐるぐる回す、交流の発電機も、
ACモータ(=交流のモータ。工業用の大きいやつ。マブチのじゃないやつ。)
と、同じ原理なんだよ。
発電機とモータは、使い道の向きが、逆なだけなの。
まとめると、
交流の発電機←→交流モータ 同じ原理!
直流の太陽光発電←→発光ダイオード 同じ原理!
交流→直流へ変換 = ダイオードを通す→直流
ダイオードに光を当てる→直流の発電=太陽光発電
ダイオードに直流を流す→光が出る=LED
こういう事だね。
電気嫌いだけどいっしょうけんめい調べたよ〜。
そして誰にもわかるように、かみくだいて書いてみました。