2013年12月10日

安全率

人はみな、「減る心配」「満たされない事による不安」の中で、生きている。
この物質世界は、そういう初期設定の世界。
補給し続けないと形を保てない設定。
誰も、その設定を変えられない。
神様しか変えられない。
だから、あきらめるしかない。

おなかがすくのは、一日三回だ。
一日三回も、空腹の心配をしなくちゃいけないのか、と、憂うのか、
一日三回も、おいしいものが食べられると、喜ぶのか。

あたしは、今は、平和な日本に住んでいるから、三回も食べる幸せを
経験できて、嬉しい。毎日嬉しい。

本当は、自分が作る食事じゃなくて、ひとさまが作ってくれた、
素晴らしく美しいスイーツを、お食事がわりにいただきたいな〜って、思うんだけどね…
好きな時に好きなだけ、好きなものだけ、食べたいな〜って、思うのよ…
(きっとそうすればダイエットって楽にできると思うんだ。
今は、食べたくなくても時間になれば食べてるから)
たぶんね、素晴らしく美しいスイーツは、いつでも好きなだけ
食べられるよって、保障されれば、食べなくても、満足してしまうのよ。
こころの もんだい だからさ。

今は、一日3回食べているけど、
実際、人間は、どのくらい食べないと死んじゃうのだろう。

あたしは、つわりがひどくて、2ヶ月間は、ほとんどものが食べられなかった。
でも食べないと、吐き気が酷くなるので、おおげさではなくマジ(笑)で泣きながら食べた。
朝は、ごはん茶碗に1/3のご飯に、永谷園のお茶漬け海苔を半袋。お湯かけてかきこんで食べ終わったらすぐ横になった。
体を起こしていると吐いちゃうから。食べ物が胃の中で落ち着いて、糖の血中濃度があがるまでじっとする。
お昼は、働いている時は、旦那サマが握ってくれた、白いおむすびをひとつ。中身も海苔もなにもないやつ。
休憩室でひとり食べて昼休みが終わるまでソファーで寝ていた。
なんで自分で握らなかったかというと、炊きたてのごはんの匂いでもう吐きそうで、とても握り終わるまで我慢してられなかったから。
晩御飯は、朝と同じお茶漬け海苔。
仕事をやめた2人目の時は、朝も昼も夜も、お茶漬け海苔オンリーだった。
晩御飯のおかずは、旦那サマが作ってくれてた。
それであたしは、5〜7kgぐらいやせた。2ヶ月で。
でも、産婦人科の先生は「別に食べなくてもいいよ。」と毎回優しく言ってくれた。
逆に、なんとかしてでも食べなくちゃ、と焦っていたのは、自分だった。
結局、食べられなかったけど。
その経験を思うと、ちょこちょこでも、ほんの少しでも食べていれば、死なない。
すごくやせるけども。

たしか、食べ物より、水分の方が深刻で、
5日くらいなにも飲まず食わずだと、死んじゃうと思う。
中学生の時に、中国の砂漠で遭難した冒険家の本を読んだ。
死ぬ寸前で水のありかに辿り着いて、九死に一生を得たんだけど、
その時、舌が口からはみでるぐらいに腫れていたそうだ。
水があって食べ物がない時は、1ヶ月くらいが限度だったかな。
とにかく、そんな感じだ。

という事は、一日3回も食べられる、という事は、
一回くらい抜いても、そうそう死なない、という事だ。
これが、なかなかお腹がすかないシステムになってて、
一ヶ月後にお腹がすく、みたいになってたら、
一回抜いたら死んじゃうから、これはダメなシステムだよ。
一日3回おなかがすくって、すごい安全率を取ってあるシステムだと思うよ。
この場合の安全率は、90くらいあるよ。
(3回×30日)

だから、一回や二回くらいは食べられない事、栄養バランスが悪い事に対して、
あんまり、心配しなくてもいいと思うんだよ。
なかなか死なないように、できているんだから。
それが神様の初期設定なんだから。
漠然とした不安は、「減る」ことから来る不安だけど、
安全率が、けっこう大きく取ってあるからさ。
ふつう建築や機械の設計をする時は、3〜6くらい安全率を取るけど、
神様は、デフォルトで、100 くらい取ってあるみたいだ。




posted by 辰多みか at 15:37 | 機械工学・道具 | 更新情報をチェックする
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