2013年12月13日

報酬

「おねえちゃんずら。我慢しろし。」(←山梨弁。おねえちゃんでしょう。我慢しなさいの意)
小学生の頃、母から毎日言われた言葉。
特に末の妹が生まれてからは、一日に何度も言われた。

小学生の、アタイは。
我慢した。
我慢すれば、見返りがくると思って。

愛してもらえると思って?
優遇してもらえると思って?
おねえちゃん、の特権が、あとから来ると思って?

我慢した。
我慢した。

でも、なんにも、もらえなかった。

我慢は、100%要求されて、
一回でも我慢できないと、全人格を否定された。
100%否定された。
…気がした。

我慢して待ってるのに、
なんにももらえない。
一回でも我慢できなくて自分の希望を言うと、
わがままだと人格否定。

途中ですぐ気付いた。
この取引は、バカを見る取引だと。
このまま従っていてもなんにもいい事はない。
けれどこどものアタイは従うしかない。

母には従った。
「おねえちゃんだから我慢」した。
だけど、我慢の報酬は、
自分で回収する事に決めた。

アタイがおねえちゃんになった、そもそもの「原因」に、
その代償を払ってもらうことにした。
それが一番スジが通っている。

アタイは、
その「原因」の妹を、
いじめていじめて、いじめぬいた。
手だけは出さなかったけど、
こどもの頭で考えつく限りのいじめをした。
母は、アタイに振り回された。
いい気味だ。
だって報酬を払ってくれないんだもの。



それからいろいろあって、
妹には、あたしは謝って、ちょっとぎこちないけど、お互い話し合いもして和解して、
母には殺されかけたりしたけど、今はもうなんともなくて、
父はバカだったけど、今はもう普通に接してて、
実家の家族を見ても、なにも胸がザワザワする事がない。
実家が大好きだし、父母もあたしの事を思ってくれてるのが、
すごくよくわかる。妹たちもとてもおもいやりがある。
誰もあたしの昔を責めたりしない。
みんなで集合すると笑いが絶えない。

このあたしの「報酬を払ってもらいたい思考の癖」は、持ち運びが
できるようになっていて、かつて実家の家族に当てはまってたソレを、
パカッとはずして、そして、今、目の前にいる響子さんや今の家族に、
パカッと当てはめて、そして映像を作り出しているみたいに感じる。
この癖は…モラルハラスメントをする人の思考なんだよね。

これ、どうすればいいんだろう。
そもそも、いつからの「思考の癖」なんだろう。
もともとあたしが生まれつき持っているもののように感じる。
母の言った事が原因とかではなくて。
だから、そうだな、前世から、パカッとはずして持ち運んでいるのか?
どこをどう癒せば、「コレ」は、納得してくれるの?
あたしの心の中で、アタイが、いつ報酬を支払ってくれるの、と、凄んでくる。
それは、昔も今もまったく変わらなくて、つい数ヶ月前も旦那サマに、
おとなになったあたしは、同じ事を言ったのだ。
「嫁として姑のいう事を全面的にきけというのだったらそれに対して報酬がほしい」と。
そうか、ここから来てるのか。

報酬…
旦那サマには、「お金を払って。」と、あたしは言った。
でもそれ、違う。お金の問題じゃないな。
「お金を払って。あたしが自由に、誰にも許可なく使えるお金を、払って。
そうしたら姑のいいぶんを全部飲み込む嫁をやるから。」
あたしは、そう言った。
うん、やりたい事を自由にやる、許可がほしいんだな。

悟り側から見れば、やりたい事はすぐにやっちゃえばいい んだよな。

せめぎ合いは、やっぱり、自由にできないのは人のせい、と思い込みたいアタイと、
感謝して自由にさせてもらってる愛を受け取れ、という、あたしとの境目だな。

うーん。
うーん。

突き抜けたい。
どうすればいいの。






posted by 辰多みか at 00:15 | インナーチャイルド | 更新情報をチェックする
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