2014年01月08日

さびくぎとてつなべ

去年の年末は恒例のおせちを作ったよ。
毎年だいたい同じもの。
なますとか、煮物(けんちん)とか、黒豆。

黒豆は、一年に一回しか作らないから、
たま〜に失敗する。
というか、失敗したら取り返しがつかないくせに、失敗する。
今の所勝算は、50%なの。
だめじゃん、こんな勝率じゃ!

どういうふうに失敗するかというと、色があせちゃうんだよね〜。
固いか柔らかいかは煮る時間を長くすればいいだけだから、
この点では失敗はしない。
問題は色なんだよな。
水(または湯)につけてふやかしているうちに、色が抜けて、
紫色のまだら模様の豆になる。
おととしは、鉄鍋で煮ても、重曹を入れても、
結局色は戻らなかった。

去年末(今年の正月の分)は、ひたしているうちにやっぱり色が抜けて、
あー、また失敗かー、と、煮る前からがっかりしたけど、
使う鉄鍋に、少しさびを出したものを使ったら、
なんと煮上がる頃には、黒い色が戻っていた。
真黒い、その名の通り 黒豆 ができた。

どうやら、黒豆のアントシアニンと鉄イオンを結合させれば、
色が安定するらしい。
でも、鉄鍋で煮ても失敗した事があったので、
成功率が百発百中というわけでもない。
だから、あきらかにさびが出た鉄を使えば、いいのかなー。
(鉄鍋は大事に手入れするから、基本的に、さびさせないので)
いつも年末になって、さびくぎを一生懸命探すんだけど、
こんなご時世なのでそのへんに落ちてることもなく、
来年用は、いまのうちに、くぎを雨にさらして、さびさせて準備しておくかー。
わすれないようにしておこう。(といいつつまた年末にあせるかも 笑)



posted by 辰多みか at 16:35 | おいしい科学 | 更新情報をチェックする
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