2014年02月10日

モーグルと馬の背とサレンダー

ソチ五輪のモーグル。
きのうがっつり見た。
上田愛子選手は残念だったけど、まあしかたがない。
すがすがしかったし。

いつもモーグルとかスキージャンプを見て思うのは、
「サレンダー」

ゆだねる と いうこと

1mmも疑問を持たない。
ほんのわずかでも 心に迷いがあると、腰が後ろにひける。
スキーの後ろに重心が乗ってしまうと、制御が効かなくなる。
だから、いくら怖くても、絶対に疑問を持ってはいけないのだ。
ジャンプとモーグルは、(他の、スノーボード等の競技でも)
「信じる事」を試される。
自転車に乗る事も、同じだな。

あたしは学生時代、常に体育が5のうち「2」で、
一番良くても、「3」で、
大人になったら、ぜ〜ったい、スポーツなんかやるもんか、と思っていた。
けれど入った会社は、スポーツマンばっかで、みんなスポーツ
大好きで輝いていて、「遊びに行く」のはスポーツがらみか、飲み会。
だから必然的に、あたしもやるようになった。
春はバレー、ボーリング、夏は海、テニス、富士登山、冬はスキー。
まあなんてあたしらしくない。(海は好きだったけど)
球技がまるでダメで、スキーなんてコントロールもできないと思っていた。
案の定、上手じゃなかった。
けど、なんか、冬は毎週、スキーに行った年もあった。
すごく下手なんだけど、
コツを覚えると、滑れる。
バカみたいに、リフトで上に登り、滑り降りてくる。
上に登り滑り降り。
上に登り滑り降り。
バカか。
いや〜ホント、バカだったわ。スキーバカ。
ちょうど、「私をスキーに連れてって」の数年前で、
うまく滑れるようになった頃、その映画が流行って、スキーブームに
なったので、鼻高々で行ったわ。
行きまくった。
連れてってくれる会社の人たちは、みんなスキーが上手で、
女子が少ない会社だから、スキー女子をとても可愛がってくれて、
スキー女子連は、複数のグループに顔を出して、そりゃもう、連れまわして(笑)もらったわ。
だから毎週行ってたんだけど。

スパルタのグループもあった(笑)。
つがいけに行ったら、馬の背に連れて行かれた。
まあ、わかってて行ったんだけど。
馬の背。
今のあたしだったら、たぶん、滑れん。
ものすごい狭い。
ものすごい斜面。
止まったら、二度と進めなくなりそうな場所。
そこを滑った。
な〜んにも考えなかった。
考えたら、滑れなくなる。下に降りられない。
誰にも助けてもらえない。
だから、なんにも考えない。
「怖い」って、考えない。
考えた時点で、負け。
「思考」がそのまま「体勢」に現れるのが面白かった。
だから常に突っ込んでいった。

そうだ、一度、「ハタ」と、なぜか立ち止まった事があった。
あたしの真後ろに、知らないおにいちゃんが滑ってきていて、
あたしが急に止まったもんだから、よけて転んで、大迷惑をかけてしまった。
その時、あ、うしろの事もちゃんと考えないと、と、学習したんだよな。
馬の背で。
遅すぎるだろ(笑)。
もっと初級コースで学習しないと(笑)。

だから、今もスキーを見るたびに、
あれが「サレンダー」の状態だったんだなーと思う。
すべてを信頼して、ゆだねる。

それが日常生活の「心」でもできるといいんだね。



あ、もうたぶん年齢的にスキーはやらないと思うけどね。





posted by 辰多みか at 16:23 | 悟り | 更新情報をチェックする
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